教室の活動

テストでいい点とるには…

小学生ライティングテスト、今年度第二弾は18日に始まっています。

5月末にあったところなので、すっかり勉強するの忘れていた子もいましたが、時間おくよりもいい点が取れているみたいです。

今年はあと3回。次回は9月末です。

このライティングテスト、学年が上がるにつれてかなりの差が開いてくるのです💦
でもこれは英語力の差、というよりは、テスト勉強(英語に限らず)ができるかどうか、だと私は見ています。

勉強(テストの点を取るための勉強に限る)が得意な子のパターンとして、

① 「テストだよ」の発表後、「勉強していい点とろう!」と思える。

かなり重要ポイントです。意欲がすべて、とは言いませんが、合格しよう!いい点とろう!と前向きである子は、やっていることは同じでも吸収力がぜんぜん違います。

テストなんて悪くても全然平気!っていう子(もしくはそういうふりをしている子)は結構いて、それでも実際にテストに合格すると嬉しそうなので、本当は気になってる、と私は思っています。勉強しても点とれないから…とあきらめている子がこのタイプに多いので、最初はハードルを下げて、勉強⇒できた!の小さな成功体験を重ねてもらいたいです。

② 自分で考えながら勉強する。

宿題だからやる、言われたからやる、に慣れてしまっている現代っ子の一番の課題だと密かに思っています。とにかく出されたものをこなすことに慣れているので、これは自分にとって必要、とか、ここは苦手、とか考えもせず、やみくもに「作業」している場合はいくらやっても身につきません。

単語テストで言うなら、「この単語は書ける、書けない」をチェックしないで、ひたすら単語をノートに書き写すだけ、という子は結構がんばっていてもなかなか点が取れません。

考えながら勉強する子は、書ける単語を自分で把握していて、いつも間違えてしまう苦手な単語に意識を集中して練習します。単語のテストにすると些細な違いにみえますが、一事が万事。ほぼすべてのテスト勉強でこれができる子できない子の差は大きい。効率的な勉強は、自分で考えて工夫するものです。常に、「さあ、どうやったら一番短い時間で効率よく点取れるかな?」ってちょっと考えて勉強を始めるくせができるといいですね。

③ お家の方が適度の関心を寄せる。

特に低学年はお母さんお父さんが大切だと思っていることが大切、と素直に思っていますので、声掛けは効果的と思います。ただ程度が問題で、上記①②に該当する子の場合は「今度のテストいつ?」「テストうまくいった?」くらいの関心度でいいかと思います。

①②に該当しない子は、やり方を教えてあげるとやる気になったりします。単語覚えるのに単語帳を作ることを教えて下さっているお家の方もいて、子どもは嬉しそうにその単語帳を活用しています。それでうまく合格する経験をすれば、①②に該当する子になっていきます。

高学年にはあまり言うと逆効果ですが、全く無関心だとこれまたやる気を失います。

 

と、受験生の親なので💦テストの点を稼ぐ方法、みたいなものを書いてしまいましたが、あくまで「テストの点を取るための勉強」であって、本来の勉強とは違います。テストで点が取れることは実力の一部でしかありません。

ライティングテストで一喜一憂して疲れてしまうくらいなら、そんなもんほっぽっといてレッスンで楽しく元気に英語を話す方が、絶対勉強になりますから!!