テレビを見なくなってかれこれ5年。子どもたちの言っていることがわからなくなってきました💦
すでに「ダイソン!」とか子どもが叫びだしたころから、文明から取り残されており、「PPAP」や「ブルゾンちえみ」も教室で聞いてネットで調べて始めて知る、という感じ。
中学生の娘との会話に至っては、
「ワンチャンあり」
「それな」
「まじ卍」
「卍~」
を連発され、わからなさと暑さでイラつくこの夏休み。
まじ卍ってマジ何よ・・・
まじ卍(まじまんじ)とは、感情の高ぶりや、物事の程度を示す日本語の言葉で、2017年より、インターネット上のソーシャルネットワーキングサービスを中心に、主に女子中高生の間で広く使われている。
Wikipedia
意味は定められていないとも書かれていました。
とうとう定義がない新語が登場。
定義がないということは、辞書には載らない。普段の生活で使っている場面に何度も出合いながら「こんな時に使う」ってわかっていくしかない。
仕方ないですよね。言葉というのは変化していくもの…。
英語も同じで、SNSの影響もあって最近の新語・造語が勝手にどんどんできています。
Tillerson
例えば、アメリカのティラーソン前国務長官が、トランプ大統領にツイッターで解雇されたことから、SNS上で縁を切ることを「ティラーソン」というように。新たな動詞の追加です。ニュースでも使われるほど市民権を得ている。
I got Tillerson-ed by my ex. via LINE.
(彼氏(彼女)からLINEで振られちゃった!)
みたいに使うそうです。
They
LGBTを指す時にHe/Sheの使用は不適切ということで、女とも男とも呼んでほしくない人には、単数にもかかわらずTheyを使うように。Theyは彼ら/彼女ら、の複数の時に使うという規則が通用しなくなっています。theyが主語の時の動詞は三単現のSがつくのか、be動詞はisなのか、疑問が噴き出てきますが、今のところ口慣れている複数扱いで動詞を使ってるみたいです。
Mx
ジェンダー関連の造語は多くて、MrとMrs/Missで、ずいぶん前に女だけ結婚したらMrsに敬称が変わるのはおかしい、とのことでMsが選ばれるようになって久しいですが、最近はMxが登場。男でも女でも、どちらでもない人も使える敬称となっています。便利といえば便利。あんまり定着してないのか実際見かけたことはありませんが。
上記のような定義のある造語はまだましで、
「ワンチャンあり」
「それな」
「まじ卍」
「卍~」
系の英語版は本当に理解不能。辞書調べてもネットで調べても載ってない。
スラングや造語のみで話が進むような映画・ドラマは、リスニング上級者でもまったく聞き取れない。
映画やドラマは、文化の理解もないとわからないため、英語のリスニングの難易度は
資格試験 < ニュース < 映画・ドラマ
となっていて、TOEIC高得点あっても、英検一級あっても、映画やドラマは???になりがち。
調べてもわからないので手の打ちようがなく、「まじ卍」と一緒でその言葉が使われている場面に何度も触れて、なんとなく理解していくしかないです。
ということで、最近見つけたYouTubeサイト、
Learn English with TV Series をご紹介。
昔日本のテレビでも放映していた「Friends」や、最近アメリカで大人気の「Big Bang Theory」の名場面を使って、ネイティブが普段使う英語を解説しているチャンネルです。
ちなみにネイティブの普段のおしゃべりは、ドラマや映画の英語よりさらに難しいです(´・ω・`)