教室の活動

【多読】ブッククラブミーティング⑭@冬のスターバックス

 

冬の寒~いスタバで冷た~い抹茶フラペチーノ飲む。そして英語の本読む。

という最高にクールなブッククラブミーティングが本日終了しました。

 

今回はすでに読んだ本の中から、今年一番お勧めを選んでもらい、本の帯を制作しました!

※👆私の手元に残ったものだけアップしているので、誰かがすでに借りていってしまった本は入っていません。書いたのに載ってない!って子いたらごめんなさい。

作品には、

クイズに答えながら読もう!」とか、

ドキドキ、ハラハラの展開」とか

それは読んでからのお楽しみ!」とか

そそられる文言がたくさん入っていて、さすが本好きの集まり、と思いました。

 

本の帯って、あらすじと、お勧めポイントと、読んでない人に興味を持たせる何か

を含まないといけないので、

①本の内容理解をし、
②自分の考えを持ち、
③他人を説得させる

という3大国語力を養うことができるオールマイティーな方法だと思っています。

なので子ども達から

え~~~、また本の帯作るの~(*´Д`)

って飽き飽きされても、しつこく作りますので悪しからず。

 

ブッククラブのミーティング、今回で14回目になります。毎年3回長期休みにミーティングがあるので、今年度で5年目ということです。
5年間多読をする子どもの様子を見てきて、気付いたことをいくつかここでシェアします。
今後のお家での取り組みに役立つことがあればと思います。

 

2年目途中くらいから飽きる。


1年目は読むのが苦手で入った子でも、洋書の目新しさや課題の新鮮さに興味をもって毎回取り組んでくれます。レベルも上がって、ちょっと内容がある本を読めるようになって楽しい一年目。中には借りた本2冊を何度も読んで既読単語数を増やすのに躍起になっている子も。
それが、レベル3くらいになって読むのがしんどくなるのか、2年目からペースダウン。これを「2年目の壁」と勝手に名付けています。最終的にはレベル4くらいの本が、サクッと読めるようになることを目標にしてほしいので、ここは乗り越えてほしいところです。

 

習慣化してないと読まなくなってく。


基本的にレッスンの前か後に本を借りたり、課題を出したりしてもらっていますが、本がきちんと読めているかのチェックは毎回行っているわけではありません。ミーティングで読んでいないことがわかることが多いのです。レッスンの宿題と違ってやってないからといって私が👹になることもありません。強制してもあまり意味がないと思っているので・・・。そのせいか、宿題と一緒に読むとか寝る前に読むとか時間がカチッと決まってない場合は、途中から読まなくなってしまうことがあります。

 

飛ばし読みをし始めると、レベルが停滞する。


飛ばし読みとは、絵だけで内容を理解した気になり、英語を読み飛ばしてしまうことです。音読をしている場合は、読めているのが確認できるのでいいのですが、そうでない場合は読み飛ばしをしていないか確認する必要があります。それで課題のワークシートを時々もっていってやってもらっているのですが、これがしっかり正解できていれば読めているということかな、と一つの基準にしています。飛ばし読みの主な原因は、レベルがあっていない(難しすぎる)、時間がないなどがありますので、自分にあったレベルの本を時間とって読めるといいと思います。

 

単語数の計算がやれていない子が多い。


リーディングログには、毎回読んだ本の単語数と、今までの累積単語数を記入するところがあるのですが、大きい数字になると計算ができずに今まで読んだ単語数を出せない子がいます。まだ一年目なのにすごい語数読んでることになっている子や、3年目なのにほんのちょっとしか語数進んでないことになっている子がいるので、計算機は必須かな。ちょこっとくらい計算が違っていても全然問題ないと思いますが、せっかく読んだのでどのくらい進んだか可視化していきたいところです。お家で計算できてないようならやり方自体がわかってないこともありますので、ご一報ください。

 

レベル4がすんなり理解できるようにまでなると、長文読解の未来は明るい。


ここまで途中リタイアあるあるばかりでしたが、ここら辺を乗り切ってレベル4か5くらいまで続いた子たちは、中学以降で英語の文章読むのが相当楽だと思います。英検でも高校文法でてきてさっぱりな級なのに、長文だけ点取れたりします。国語力上げるのに読書するのと同じですね。
何より、ここら辺までくると英語の本に抵抗がなくなるので、社会人になった時にまた多読で英語力強化することができる!

 

継続には、本の選び方も大切なのかなと思います。英語は簡単で内容は高学年が読むものという洋書が少なく、購入するとき苦労するのですが、中でも必ず新しいのが出たら買うのがこちら。私の大好きなシリーズです。

アメリカの学生がたくさん出てくるFoundations Reading Libraryというシリーズなのですが、「アメリカのティーンって悪!!」って思わず驚くエピソード満載です。そんなこと日本でしたら超不良だし!って子がたくさん出てきます。

今回聞いたら、みんなKipperシリーズ(イギリス)やBuilding Blocks Library(日本)は好んで読んでいるみたいでしたが、このシリーズは絵柄のせいかまだ読んだことがない子が多かったので、ぜひこれから読んでほしいです!

 

ちなみに、多読で英語力を上げている人のことを、タドキスト、と呼ぶのだそうですよ。

めざせ!タドキスト!

 

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