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インフルエンザ大流行り:予防接種打つ?打たない?

 

インフルエンザ大流行で、教室でも毎日数人の欠席者が出ています。
各小学校も学級閉鎖、学年閉鎖が出始めています。

この時期になると、

今日インフルの注射打ってきた~

と教室に入ってくる子がちらほら。みんなしっかり予防対策してるんだなあ~と。

 

私はというと、職業柄打った方がいいのですが、年によって打ったり打たなかったり。ここ数年はずっと打ってなかったのですが、今年は娘の受験年というのもあって、12月に二人とも予防接種を受けました。

ここ数年打たなくなった理由は2つ。

・身近にワクチン副作用の出る人がいる

・予防効果のほどがいまいち

なためです。

 

ワクチンの副作用といえば、打ったところが腫れるとか、直後にちょっと発熱があるとかはよく聞きますが、我が妹の副作用発作はそんなものではない。

妹は看護師なので、毎年必ず予防接種を受けているのですが、打ったその日から、発熱や頭痛はもちろん、嘔吐と下痢などの症状で数日ものが食べれなくなります。本人曰く「インフルエンザにかかった方が絶対まし」だそうです。身近にそういう人間がいるので、自分がそうなる想像をしてしまっておっくうに・・・。

 

あとはワクチンの効果に関する疑問。実体験だけでいうと、

打った年もかかったし、熱も40度でてまったく軽症じゃなかったし・・・。

打ってもかかるとは言われるけど、毎年の事例からインフルエンザの予防率がどのくらいかわかるはず。きちんと教えてくれてもいいんじゃないかと思うのです。風疹とか結核とかの他の予防接種は効果が95%を超えることを考えると、インフルのは微妙。

「打ってもかかるから打つな」の声もたまにききますが、実際はどのくらいの効果があるんだろう?

打っても型が違うとかかるとか、打ったら軽症で済むとか、いろいろ言われる巷のうわさはどのくらい本当なんだろう?

 

ということでちょっとネットで調査してみました。
(ネットなので、きちんとしたデータではありません。あしからず)

 

うわさその① インフルエンザワクチンは型が当たらないと予防効果がない。

インフルエンザワクチンは、毎年WHO(世界保健機関)がどの型がその年流行りそうか予想し各国に通達、それを受けて国で検討、決定し作られるそうです。A型のうちの2株とB型のうちの1株とか、混合して作られます。

その予想が、実際の流行とはずれると効果がないといううわさですが、50%くらいは効果が見込めるそうです。というかもともとの予防効果が50%くらいとの情報も・・・ようは型が外れても関係ないのかな?

高齢者と幼児ではそれぞれワクチンの効きがちがうそうです。65歳以上の健常な高齢者については約45%の発病を阻止し、1歳以上で6歳未満の幼児では約20~30%の発病阻止効果。

効力を発するのは、接種後2週間~5か月だそうです。

 

うわさその② 打っておくと発病しても軽症ですむ

軽症ですむ効果があるとは書いてありますが、どのようになのかははっきりと示しておらず、統計としてもないようです。

ただ、重症化を防ぐという意味ではかなり効果が見込まれるとありました。高齢者では、約80%の死亡を阻止する効果あるとも。

ようは、インフルエンザによる肺炎、脳症などの合併症を阻止するのには効果的だということです。インフルエンザによる死亡の多くがは肺炎による合併症であることを考えると、病気がちな人や子ども、高齢者は打っておいた方がよさそうです。

 

うわさその③ インフルエンザワクチンを打つことで感染し、逆にウィルスを広めてしまう。

これは真実ではないようです。インフルエンザワクチンは不活化ワクチンなので、感染力はないとのこと。

 

いまいちきちっとしたデータが見つからず、健康的な成人に関しては一定の効果(50%くらい?)がある、としかわかりませんでしたが、結論からいうと、

まあ、ある程度は効果があるから打っておいたほうがいい。

という感じでした。みなさんはどうされてますか?

 

とにかく、予防接種をしていても自分でできる予防は怠らないことが第一です。

・人込みを避ける

・うがい、てあらい念入りに

・マスクする

・湿気を保つ

・休息と栄養をとって体力をつける

などでしょうか、最近はマスク、手洗い、うがいは効果なしの情報もありますが、まあやって損はないでしょう。

 

感染の拡大を抑えるためには、

・発症してから5日間、発熱が収まってから3日間は人に移してしまうので、家でじっとしている。

・「ただの軽い風邪のようだけど、念のために受診」するのはやめる。
この時期はインフルエンザ患者が病院にたくさんいますので、感染する場所としては病院がダントツ一位だそうです。

・インフルエンザでなくても調子が悪い時は無理しない。
検査しても偽陰性(ほんとうはインフルエンザなのに誤ってインフルエンザではないという結果が出ること)の可能性もあるそうです。

 

教室には今年、クレベリンを置いてみました。おまじないのようなものだとは思いますが、ちょっと病院の消毒液のようなにおいがし、菌がいなくなるような気がする・・・。病気は心からって言葉もあるので、信じています!クレベリン。

→クレベリン詳細(Amazon)

にしても、今年のインフルエンザワクチンの型と実際流行っているインフルエンザの型、そして前年の予防接種効率くらいはきちんと公表してほしいものです。

インフルエンザ、まだまだこれからなのだと思います。
みなさんもお気をつけて。

 

参考にしたサイト

インフルエンザの予防接種は本当に効くのか

医師が断言!インフルエンザワクチン効果と必ず打つべき人