教室の活動

【多読】ブッククラブミーティング⑮(急遽@HOME)

 

今回はスタバではなくソファーのあるカフェでゆっくりまったり読書の予定でしたが、電話で事前確認したところ当日は「臨時休業」とのこと💦急遽自宅教室でのミーティングに変更となりました。

3年生、4年生、5年生のブッククラブメンバーが集まって、

相変わらず下世話な活動ですが、グリムスクール出身の方はよくご存じの、100万円を使って「めざせ億万長者!」なるゲームをしました。いや、単に一年間でやり残したブッククラブ用のプリントをひたすら解いて、その分100万円もらうというだけのゲーム。でも100万円かかってるとなると、子どもたちの目の色が違います!もくもくと集中してたくさん稼いでいました。30分で1千万以上稼いでいた子も!時給20,000,000円です。

あとは一つ300万円の景品とお引替えいただきました。

中途半端に残っていたプリント類も片付き、ゲームもできたし一石二鳥。カフェでは他のお客さんの邪魔にならないよう気を遣うので、家だからこそのミーティングができました。春休みミーティングはこれからも自宅にしようかと思っています。

ブッククラブの本は、レベル①と②は毎レッスン2冊づつ。レベル③から1冊づつ借りていくことになっています。一年目で毎回きちんと借りてミーティングに毎回来ている子は、一年間で約100冊読むことになります。最初の記録用紙(ログと呼んでいます)は100冊までなので、今回新しいログを持って帰った子もいます。100冊洋書を読んだ!という喜びをぜひお家の人も共有してあげてください。レベルが上がっていくと洋書の長くなり、一週間に1冊しか読めなくなってきますので、そうなったら冊数ではなく、単語数で測ります。一体自分は何万語よんだのか?ログに記録しながら読みます。

この単語数ですが、借りた本を何度も読んでいる人はかなり増えていきます。多読の効果を測るのにつかわれるのがこの単語数になりますので、ログの単語数計算は正確にしていきましょう。今回チェックした時に、計算の仕方が違う子や累計が計算できていない子がいました。基本それまで読んだ単語数の累計が測れればそれでいいので、やり方は独自の方法で構いません。一応やり方のところに書いてある方法を再度確認させて頂きますと、

単語数欄の上段①に
本の単語数(W)× 本を読んだ回数
を記載します。一つの枠に一つの数字です。例えば単語数W20の本を3回読んだら、計算した後の数字、60だけを書きます。

単語数欄の下段②に
今までの累計(一つ上の本の下段③)+ 上段①の単語数
を記載します。

の繰り返しで、下段を見れば累計何語読んだかがわかるようになっています。1ページまとめて最後に足し算してもらってももちろん構いません。

現在のメンバーで一番読んでいる子が今までの累計8万語。世間の多読界(大人)では、まず30万語を目指しますので、いい線いっています!
今一番高い難しい本を読んでいる子がレベル5に到達しました。目安ですが、公立高校の入試長文くらいです。

レベルは主に自己申告で、今のレベルが読めてる!と思えばその次のレベルに進んでいいことになっています。特にチェックテストなどがある訳ではないので、きちんと読めているのかがいまいち私にはわからない・・・ということで、来年度は一か月に一回、今は自由にやってもらっているワークを必ず一枚はやってもらうこととして理解度をもう少し図っていこうと思います。

レベル4くらいまでの洋書でよさそうなものは結構買いつくしてしまい、なかなか新しい本がみつからないのですが、今回みんなからKipperシリーズを増やしてほしいとの要望がたくさんでましたので、マンネリですが、またあのシリーズを購入します。

オックスフォードライブラリー出版のこのKipperシリーズは、イギリスの小学生たちが学校で使っている、いわばサイドリーダーのようなものです。実は英語を読むのに苦労するのはネイティブも同じなのです。日本語のひらがなのように明快な発音ルールがないためです。なので日本の子どもたちが英語を読むのに苦労するのは当たり前。たくさん読んでやっとスラスラ読めるようになりますので、根気よく続けていきましょう。

現在ブッククラブにあるもので一番難しいのがレベル10。その中でも多分一番難しいのはハリーポッターです。

レベル10
YL(読みやすさレベル)6.0
W(単語数)77,000

難関大学の入試の英文がYL6.0~6.5と言われていますので、これ読めたら中学どころか高校で英語の勉強しなくていいくらい(^^♪

語彙力を同時に鍛えないといけないので、ここまでくる子はなかなかいませんが、いつか読めるようになる!という目標の一つとして、特にハリーポッターが好きな子は、念頭に置いておいてほしい1冊です。