教室の活動

春休み英検チャレンジ:結果の見方と対策

 

春休みもそろそろ終わり、新しい年が始まります。教室のクラスも一つ上のクラスに上がります。新たにメンバーが加わったコースもあり、一番やる気がみなぎってくる時期ですね。

教室では春休み、小3~中1までの希望者が集まり、英検の5級~3級の模試(過去問)を受けました。英検とGTECはタイプは違えど4技能を測ることを目的としているところは同じです。なので、GTECで点が取れる人は英検でも取れます。

大きな違いは、英検は実力に応じてさらに上を目指せるところ。毎年受けてもらっているGTEC Juniorは、クラス別で受けられるレベルが固定されているため、満点2年連続!とかでもレベルを超えて上のテストを受けることができません。中にはもっともっと実力試したいのに!と思う子もいるので、それが惜しいところ。

反して英検は、ご存じ小学生でも準1や1級を取る子がいるくらいどんどん上っていけます。ちなみにこの子たちはいわゆる「特別」な子です。日本には生まれたときから英語と日本語で生活している子や、海外に住んでいた子などもいますので、週一レッスンの当教室の生徒とは比べられません。

それでもやはり頑張ってる子は高学年以降「英語ができる」レベルになっていますので、英検もどんどんチャレンジして自分の実力が他の人に認められることで、自信につながってくれるといいなと思います。

 

今回模試受検者は、5級が小3生から小6生まで満席の7名、4級が2名、3級が3名でした。ほとんどが合格判定以上かあと少し。中には90%を超えている子たちもいました。

学校英語を目安とした英検級のレベル設定は、

5級:中学1年生
4級:中学2年生
3級:中学3年生
準2級:高校初級
2級:高校上級

です。文部科学省が設定した目標としては、準1級が大学レベルですが、目標は全く達成されていませんので2級までが学校英語の習得度と沿っているという感じです。

 

今回はライティング(3級のみ)を除く、筆記とリスニングの得点率を%で出しました。

英検は詳しい採点方法と合否情報がはっきりと明示されていないので目安にしかなりませんが、60%くらいで合格すると言われています。今回の得点率をご確認の上、対策にお役立てください。

結果は4月最初のレッスンでお子様にお渡しします。

 

90%~ ぜひ次の級にチャレンジしましょう。

80%~ 余裕で合格ラインを越えています。参考書などで対策すれば、一つ上の級でも合格できると思います。

70%~ 合格ラインを超えています。ぜひ次回受検しましょう。

60%~ 合格ライン超えていますが、ギリギリです。参考書などでもう少し対策してから受ければ安心です。

50%~ もうちょっとです。参考書などで対策すれば、次回のテストで合格ラインに入れます。

40%~ 受検には少し力が足りません。この級の受検は先にして、英検対策ではなく日々の英語学習をがんばりましょう。

 

GTECや英検などの資格試験とレッスンでのテストやライティングテストではまったく違うテストの様ですが、GTECはいい点なのにレッスンのテストでは点が取れないとか、英検は得意だけどライティングテストクラス目標に届かない、ということはないです。

つまり日ごろレッスンや宿題を頑張っている人が、大きな資格試験でも高い得点を出します。当たり前のようですが、ショートカットはありません。

大学入試の英語がかなり変わる予定です。すでに来年度から塾も方針変更を余儀なくされるほど、英語のリスニングと記述(ライティング)が高度になります。まだ小学生の皆さんはそこまで見据えてないとは思いますが、せっかく英語を習っているなら早い時期に「英語ができる」という状態に持っていけたら、学校の英語もへっちゃらで一石二鳥です。英検などのテストで鍛えられるものもあるので、今回模試を受検した子は是非本番チャレンジしてほしいと思います。

 

中学生用ですが、教室の子が受ける英検対策の仕方については、以前まとめたものがあるのでご参照まで↓
[blogcard url=”https://lespoir.stars.ne.jp/school/2018/09/19/45/”]

 

実際の受検の詳細は、英検のホームページからどうぞ!