教室の活動

教室開校10周年!

 

以前にも言及しましたが、2019年で開校10年になります。

先日行った研修で、BE studio社から「クリスタルピポン」とお花を頂いてきました☝

10年たったらこの、略して「クリピポ」がもらえるのですが、それにちなんで10年超えた先生のことを「クリピポ先生」と呼びます。狭い世界の内輪用語ですね・・・。

クリピポ先生表彰式みたいなものもあって、事前に会社が「内緒で」家族向けに送ったレターに「妻(または母)が英語の先生をしていることについてどう思いますか?」的なアンケートが入っていて、家族が送り返した回答がみんなの前で読まれるのです・・・思い出すだけで背中ムズムズ。

うちは主人が書いてくれました。私が言うのもなんですが、主人は一風変わっていて💦レター、メール、などの文章ものはすべて独自路線。(ついでに会話も。)コミュ力と語彙力の破壊っぷりが半端ないので、この日、主人からのメッセージをスタッフの方が読み上げるのをハラハラしながら待っていたのですが、案の定・・・。

「ご主人ってちょっと面白い方なんですか?」

の前置き付きでメッセージが読み上げられました。こちらでお見せしたいところなのですが、夫本人の人権保護のため控えさせて頂きます・・・。

ちなみに、事の始終を把握していた娘からのカードには、ひたすらその主人のメッセージに関する懸念がつづられていて笑えました。

 

さて、そんな恥ずかしい儀式を終え、無事クリピポ先生となりました。

この10年、子ども達、お家の方にたくさんお世話になりながら、ここまでやってこれました。
本当にありがとうございます!

小さな個人教室をしている上での醍醐味は、何といっても園児~中学生という長いスパンでの成長が見れることです。長い10年のうち、最初は貝のように口をグっとつぐんでお母さんから離れられなかった年少さんが、みんなの前で自信をもって英語発表ができるようになる。ハチャメチャ過ぎて教室の様々なものを破壊していた子が、教室から借りた洋書をじっと読んでいる。子どもってどう転ぶかわからない。子どもの成長カーブを語らせたらキリがないです。

 

成長過程といえば、今年中2クラスのRちゃんは開校した2009年10月の一期生で、年少さんからのお付き合いです。開校当初の生徒数はなんと5名。娘を合わせて6名のほんとにこじんまりした小教室でした。入会してくれた子も、ほとんどが元々の知り合いで、そんな中できたてほやほやの弱小教室に入会してくれたのです。

当初住んでいたアパートは教室営業禁止とのことで、すべてのクラス(といっても3クラス・・・)が海蔵南公会所で行われていました。改装前の公会所は、トイレは暗く和式のみで、和室は壁紙と畳ぼろぼろで、「え?こちら英語教室ですか?」という感じでした。今思うとRちゃんのお母さん、よく決断してくれたものだと・・・。

一年目はイベントなどもほぼすべてお母さん方にお手伝い頂き、おんぶにだっこ。もう教室にはいらっしゃらない方もいますが、初期のお母さん方には感謝しかありません。おかげで2年目から規模的にも急成長をとげ、ここまでやってこれました。

 

教室をやっていて唯一つらかったのは、開校当初まだ年長さんだった娘を、常にほったらかしにしていたことでしょうか💦よくもまあグレずに育ったものです。おそらく一風変わった主人の血のおかげだと思います。

 

10年ですが慢心せず、これを節目に新しいことにもトライしていきたいと思っています。期を同じくして日本の英語教育も節目を迎えますので、従来の古いやり方に固執せず、新しい価値観を常に取り入れられるような、ハイパーおばあちゃん先生を目指します(^^♪

これからもよろしくお願いします。