先週ですべての会員の方とのステップアップ面談が終了いたしました。お忙しい中ご足労頂き、本当にありがとうございました!大変短い時間でしたので、聞き漏らしたことなどありましたらいつでもご連絡ください。
ステップアップ面談での様子
お母さんと一緒だと少し緊張した面持ちで、いつもと違う子ども達の様子が見られて面白かったです。まあ、考えてみればそうですよね。親の前でテスト結果見せられたら誰でも緊張します。少なくとも今年は下がってしまった子がいなかったのでよかったです。
やはり10分では時間が足らず、しっかり目標を立てるところまで至りませんでした。来年度はどこかで調整し、15分は取れるようにしたいと思います。
提出書類
面談で「継続コース変更届」を受け取った方は、特別な理由のない限りクリスマス会までにご提出ください。コースがきちんと登録されませんと、別コースの教材が送付されたり一月に始まる新規入会受け入れでご希望クラスが定員いっぱいになってしまう恐れがあります。
対象者:
・来年度登録コースと違うコースに進む方
・ごきょうだいの音声教材(CD・DVD)などが残っている、ごきょうだいで同じコースを取るなどの理由で、音声教材を購入しない方。
・中学生コースに進む方
契約者番号やコースコードなど、ご不明な箇所はこちらで埋めることもできますので、空欄のままご提出いただいて結構です。
来年度2020年4月~のクラス日程
現時点でのクラス編成状況は以下の通りです。1月~の新規入会申し込みが始まりますと、時間調整や曜日変更のお願いをする場合があります。
中学生コースは基本的には学年で分かれていますが、コア70分の教材とカリキュラム自体は同じですので、定員に空きがありましたら別の曜日に移ることも可能です。
同等コースへの振替は、正規の定員8名になるまで可能です。
来年度は火曜日も川原町駅前教室(自宅教室)になる予定です。
様々な問題点と解決策
①英語が読めない問題
低学年クラスを終えてIBコースになると、英語を読む練習が本格的に始まります。具体的にはそれまで習ってきたフォニックスを元に、英文を追いながら英語の文字と音をつなげ、読めるように練習をします。実はこの時点で、すでに文字に興味がある子は文章がある程度読めるようになっていて、この練習が始まった時点ですでに差がついてしまっています。読めない子にとってはクラスメートと比べて自分は英語が出来なくなったように感じてつらい時期なのです。文字をしっかり追っていれば慣れてきて読めるようになります。読めない!とあきらめてしまうと高学年が大変ですので踏ん張ってほしいところです。
英語を読むのは(読解ではなく音読)、ひらがなを読むのとは違います。ひらがなは一つ一つ音が決まっていて、その音がわかればひらがなで文章が読めます。例えば「あ」の発音は一つなのでどの文章でもそれを「あ」と読めばいい訳です。ところが英語の「a」は一つではありません。どの単語で使われているかで発音が変わります。フォニックスのルールも全体の60%にしか適用できないので、ネイティブにとっても子どもの頃読むのは苦労するのです。日本の学校に至っては、中学2年生の時点でもまだ読めない子が多く、中学の先生の苦肉の策としてカタカナのフリガナがふってある英文をよく見ます。
解決策としては、文字を追う頻度を上げることです。文章がいやなら単語から。テキストではどうしてもやる気が出ないようなら、フラッシュカードで毎日数枚ずつ読む、という手も↓(画像クリックするとAmazon商品詳細ページに飛びます。)
②毎日英語に触れない問題
基本は毎日触れてもらうことを前提のカリキュラムになっているので、ぜひ何かしらの方法で毎日を習慣づけて頂きたいのですが、レッスンについていけていて宿題も忘れてこないのであれば、こちらとしては子ども達にOKを出しています。ご家庭の事情や時間の問題もありますし、そもそも英語力をどこまで上げたいのかが個人個人違いますので。中学くらいで英語が話せて書けるように、検定試験などもどんどん上を目指して、という目標のある子は頻繁に英語に取り組んでほしいですが、中学英語についていけるように、などの目標である場合は宿題してレッスンについていけていれば十分と思います。当然ですが、本人次第です。
それでも、例えばレッスンの直前に宿題を適当に済ましてしまう、という場合などはレッスン自体についていけてない場合が多いです。宿題を一回でしてしまうのなら、週の真ん中あたりや時間に余裕のある時に丁寧に宿題をするなどして工夫してください。
英語習慣のつけかたについては過去の記事をご参照下さい。
[blogcard url=”https://lespoir.stars.ne.jp/school/2019/11/17/study_daily/”]
③文法がわかっていない問題
まず、文法の定義が定まっていないので、こちらで私の中での「文法」を定義したいと思います。
文法=文章を作るときのルール
低学年ではまだ「文法がわからない」というご相談を受けることはないのですが、この定義での文法はすでに口頭で英語のやり取りを行っている低学年のころから学習が始まっています。その後も文法を基準に組まれたキーセンテンスを元にカリキュラムが組まれていますので、文法はずっとレッスンで触れ続けている状態です。
これが英語を「書く」という段階になる高学年で、今まで言えていたことが「ルール」として定着していない。というのが皆さんの言う「文法がわかってない」の意味かなと考えています。
ルールとして頭で分析しながら話すわけではないですが、文法の基本は定着していますのでそこにルールを当てはめるだけです。なので、高学年から少しずつルールとして分析しながら書くことで定着させていけば、そんなに問題なく乗り越えられると思います。
中学に入る前に文法のルールをしっかり理解したい場合は、AP(小6)レッスンの後(ABも最後のレッスンの場合は可)10分時間を延長して文法問題の演習を行うことができます。ご希望の方はご連絡ください。
ちなみに中学では動名詞とか不定詞とかいう難しい言葉が出てきますが、それは「文法」ではなく「文法用語」です。小学生の通常のレッスンでそいういった文法用語に触れることはほとんどありませんので、わからなくて当然だと思います。そのあたりはあまり英語力と関係ないところなので、中学でやればいいかなと考えています。また、英検の問題が解けないのは文法の問題ではなく、主に語彙力・表現力が備わっていないためであることが多いです。文法を理解するより語彙を覚えていくことが大切です。
1月早期体験のご案内
会員のごきょうだい、ご友人を優先した早期体験が1月に始まります。来年度ご入会をご検討の方がいましたらご連絡下さい。川原町駅前教室は基本クラス定員を6名としていますので、せっかくご希望頂いても該当クラスが定員いっぱいで入れないケースが毎年あります。お早目にご予約下さい。
当教室は学習内容が中学生まで通してコース別に決まっています。習いこぼしや一部の技能の取得し損ねがないよう、小学生低学年までのご入会をお勧めします。
一月の早期体験日程は下記の通りです。
キッズコース(新年中・年長)
1月15日(水)15:30~
1月18日(土)14:00~
エレメンタリーコース(新小1・2)
1月15日(水)17:00~
1月18日(土)15:30~
インターミディエイト(新小3・4)
1月18日(土)10:00~
1月22日(水)15:30~
アドバンストコース(新小5・6)
※英語学習経験のない高学年の方が新しくご入会の場合は、インターミディエイトからのご入会をお勧めします。
1月22日(水)17:00~
1月25日(土)15:30~
中学生コースは別の英語教室やご家庭で英語学習(スピーキング含め)のご経験が数年ある方や帰国子女の方のみ受付させて頂きます。体験日程については別途ご相談下さい。
今年の新規入会キャンペーンは、
・一月末までのお申込みで図書カード1000円分プレゼント
・体験後一週間以内のご入会で入会金が半額
・4月までのご入会でレッスンバックプレゼント
・ご友人・ごきょうだい紹介で両者に図書カード1000円分プレゼント
次年度までの目標
時間がなくてきちんと話もできなかった後半目標設定ですが、ぜひ何か具体的なことを決めて達成ししほしいなと思います。年度終わりに「やったあ!できるようになったあ!」という達成感を味わってもらうために、目に見えてできたことがわかる目標を立てることをお勧めします。
・自己紹介で5文作れって言えるようになる。
・アルファベットが書けるようになる。
・ライティングテストで〇〇まで行く。
・毎日CDを聞く。
など。毎日CDを聞く、などの目に見えない目標なら、聞いた日の日付に〇するなど、目に見えるようにして達成感を出すとやりがいにつながります。
そろそろインフルエンザで学級閉鎖の情報がちらほら・・・。今年は早めに流行がやってきそうですので、クレベリン買いに行ってきます!教室でも高熱でお休みのご連絡を何件か承っています。この時期は体調が悪いと思ったらレッスンお休みください。