日本人は英語を話すのは苦手だけど読み書きは得意!と言われたりしますが、そうでしょうか?実は読むのも苦手では…?理由は話せないのと同じく、頭で和訳してしまうから。
英語を英語で理解することは読むときにも大切です。学校ではテストで和訳しながら理解度を確かめるので否応なしですが、それまでに英語の本を楽しむことができるようにさえなれば、将来使える英語が自然に身に付くこと間違いなしです。ということで当教室ではIBコース(小3)から多読用講座(レッスンではありません)にオプションとしてご参加いただけることになっています。
★多読講座のすすめ方★
①一週間に一回レッスン時に本を交換する(レベルⅠ、Ⅱは2冊まで。極簡単なものから始めます。)
②多読3原則にそって読む。(下記参照)
③読書記録シートに本の番号、YL(本の裏面シールに記載)、読んだ回数、感想を一言書く。
④春休みなどの大きな休みミーティングで、進み具合、理解度を確認しレベルアップしていきます。
★多読3原則★
①英語は英語のまま理解する。
中学に入ると英文を和訳して理解しますが、それだと読書速度に限りがあり、少し複雑で長い文章を読む時になると極端に遅くなります。使える英語を目指すなら英語はあくまで英語で理解しましょう。
②7~9割の理解度で読む(辞書をなるべく使わない)
本は絵を見て理解することができるものを選んでいます。どうしても気になるところ以外はわからなくてもなんとなく読み進めましょう。日本語の本を読むのと同じように、楽しむこと重視で。
③つまらなければあとまわし
レベルⅠ、Ⅱのうちは本の内容が薄いので、つまらなくても読んでほしいですが…。内容のある本を読むようになったら、興味のない本や自分にとって難しい本は後回し、簡単に楽しんで読めるものを選びます。そのため多読は本自体に(日本語の)もともと興味のない子、読書が苦痛な子にはおすすめしません。
始めのうちはお家の方のご協力が欠かせません!多読の時間確保(レベル1で5~10分程度)や、読み聞かせなど、お子様と一緒に読書をお楽しみください。本は子供向けですが、多読は大人にとっても学びの多い勉強方法です。見本は教室にあります。ご質問等ありましたらご連絡下さい。
会員応募は年度初めにのみ行っています。お申込みの方は、4月年度初のお便り封筒に同封しています、ご案内兼申込書をご確認下さい。開始は5月からです。
★こんな本を読んでいます★
レベル1
Kipperシリーズ
イギリスの小学生が実際に教科書のように使っている読み物です。あちらの生活が垣間見え、内容も楽しいシリーズ。
子ども向けといえどもアメリカ英語が基本だった私たち世代には、かなりなじみのない言葉が…
Oxford Reading Tree Stage 2 story pack
長期休みにはアピタ四日市のスタバなどでカフェミーティングを行います。
※コロナ感染予防の観点から現在ミーティングは教室で行っております。
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