教室の活動

ブッククラブでたくさん英語の本を読もう!

 

さあ、新規生も入りブッククラブの新年度が始まりました。
ので、今回はブッククラブについてご案内します。今年もたくさん洋書を読もう!

 

ブッククラブにぜひ入ってほしい子

本が好き!

本が好きな子は英語でもきっと本が好き。好きなところから英語が伸ばせたら最高だと思うので、本好きさんにはブッククラブおすすめです。

読むのが苦手だから克服したい!

読むのが苦手な子は、少しブッククラブの補助があるとテキストの内容も大分読みやすくなります。ただ、本が好きでなかったりすると読むの自体が苦痛なので、とりあえずテキストの英語が読めるようになるまでの一年!と決めて取り組むといいかと思います。お家の人のヘルプが最初は必要です。

リーディング力を伸ばしたい!

逆にテキストの英語は大体読めちゃうから、もっと先に進んでみたい子もぜひ!自分の取り組み次第で、レベルを上げていけるので楽しんで取り組むことができると思います。
特に英検を受ける予定の方は、いろいろな文章に触れておいた方がよいので、ブッククラブで長文読解の準備運動をしておくといいと思います。

 

ブッククラブルール(2020年度版)

ミーティングで見ていて、みんな語数を数えるのに時間がかかって大変そうなので💦今年から語数数えるのやめます。計算機とはさよならです!今まで語数を記入していたところは、その本を読んだ回数を記入して下さい。新規でブッククラブに入られた方は、すでに回数を記入する仕様の記録用紙をお渡ししましたので大丈夫です。

本を借りよう

まず、新規の方は最初レベル1の本から読みます。現在レベルは10まで用意していますが、9や10は大人が読むような分厚い本になるので、小学生のうちに狙うレベルは5,6くらいかなと思います。

レベル1はごくごく簡単です。ライティングテストの単語①と②がクリアできるくらいの力があるなら十分読めると思います。簡単なものをたくさん読んで、慣れてきたらレベルを上げていきます。あまり急に難しいものを読み始めると嫌になってしまうので、簡単に読めるものをたくさん読むようにしましょう。

レベル1と2は毎週2冊づつ、レベル3からは1冊づつ読むのが基本です。長い休み期間は5冊まで借りて頂けます。教室へ来たら、読んだものを新しい本と交換してください。本はすべて色分けしてあります。赤い〇シールが貼ってあるものがレベル1になります。

 

本を読もう

本を借りたらお家で読んでみましょう。最初のうちは飛ばしよみ(絵だけで理解して、英語を適当に読んでしまうこと)を防ぐために音読をするようにしてください。読み方がわからない時は、大人の方が教えてあげてください。中には馴染みのない英単語が出てくるものもありますので、わからなくて当然。どんどん教えてあげてください。

意味がわからない単語は、絵をみて何となく理解できたらOKです。一語一語、日本語に直させたりはしないようにしてください。英語を英語で理解することが速く読む秘訣です。もし意味がどうしても取れない場合は辞書で調べたり、大人の方が教えてあげても大丈夫です。

 

記録をつけよう

My Reading Logに読んだ本の記録を付けます。本の番号(下記)、最初に読んだ日の日付本の題名YL(下記参照)、その本を読んだ回数(最初は何度か読んでみましょう。)、感想です。感想はごくごく簡単で構いません。特にレベル1は内容があまりないものがほとんどなので、読むのが簡単だったとか、難しかったとかでもOKです。レベル3くらいになるとストーリーがしっかりしてくるので、お話の内容に触れた感想が望ましいです。

 

本の番号は、各本の表紙(↓)にあります。

 

YLは、なんと日本語のYOMIYASUSA LEVEL(読みやすさレベル)の頭文字をとったものです。各本の裏表紙(↓)にあります。W(↓)はこの本の単語数を表していますが、今年から記載は不要です。

 

毎月提出ワークとポイントカード

毎月最終回のレッスン時に(現在休校が続いたため不定期です。)ワークとポイントカードの入ったクリアファイルを回収します。回収したワークは添削して新しいワークと一緒にお返しします。新規の方は、初めてのミーティングに参加するまではワークはありません。記録をつけるのに慣れたころに始めます。

ブッククラブはレッスンがないので、読めているか、理解できているかを確認する術は自己申告のみとなります。なるべく理解できていない状態で次のレベルに上がるのを防ぐため、毎月ワークを提出してもらっています。ワークのクイズができているかどうかで、大体の理解度をこちら側から測っています。

 

ワークとブッククラブレポートの提出でシールポイントがもらえます。ポイントを貯めて、文房具をもらおう!

ブックレポート

提出は任意です。読んだ本の内容を、感想だけでなく登場人物や要約などを含めて書く、読書感想文の簡単版です。レベル1は内容がないので書きづらいですが、レベル2あたりからチャレンジしてみてください。高学年はぜひ英語で書きましょう。レポートの用紙は自由に教室でもらってください。

ブッククラブミーティング

夏休み、冬休み、春休みの長期お休みには、ブッククラブミーティングを開催しています。基本は外部のカフェで、各自飲み物をたのんで本を読み、ちょっとした創作活動を行って一時間くらいで解散のミーティングです。この機に今のレベルの本が簡単すぎたり難しすぎたりしないか確認し、この後レベルを上げて読むかどうかの各自と相談をします。参加できなくてもレッスン前後でレベルの相談をします。詳しくはブッククラブミーティングの報告(↓)をご覧ください。

【多読】ブッククラブミーティング⑭@冬のスターバックス 冬の寒~いスタバで冷た~い抹茶フラペチーノ飲む。そして英語の本読む。 という最高にクールなブッククラブミーティングが本日終...

今年はコロナの影響で、イベント系はどうなるかわかりません。ブッククラブミーティングも難しい場合は、自宅教室か最悪Zoomで行おうかと思っています。

 

おススメ洋書シリーズ

教室では様々なジャンルの洋書を用意していますが、まずは何を読んだらいいかわからない!という人に、お勧めのGRシリーズをご紹介します。

GR(graded readers)は、易しいものから難しいものまでレベル分けてされている洋書のことを指します。中には同じ登場人物がレベルアップするごとに成長していくものもあって、読み進めているうちに登場人物が身近になってきて楽しいです。洋書は、普段レッスンで習う学習者向けでない英語がよく登場します。洋書の英語表現になれるためには最初は同じシリーズものを読んで慣れるのがお勧めです。

 

Oxford Reading Tree

別名「キッパーのやつ」。イギリスの学校で教材として読まれているシリーズです。絵も可愛くて、ストーリー性もあるので、本が好きな子は楽しいと思います。英語はイギリス英語なので、ちょっと難しいところもあります。アメリカ英語だと「I’m angry.」 と来るところを 「I’m cross.」 ってなっていたり。レベル1~。

 

Sight Word Readers/First Little Readers

両方とも英語を読む練習本みたいな感じです。ターゲットの単語が何度も出てくるので、一冊読んでいるうちにその単語が確実に読めるようになります。内容が薄い本なので楽しくはないですが、読むのに抵抗がある最初の内はこちらで慣れるといいと思います。レベル1~。

 

Building Blocks Library

日本で作られた洋書なので、よくも悪くも日本人向けです。内容もとっつきやすく、英語も日本の英語学習者が学ぶ表現ばかり出てくるので、ブッククラブ初心者には一番読みやすいシリーズです。レベルが上がっていくと、同じ登場人物の学園物語になっていきます。レベル1~。

 

Magic Adventures

漫画のシリーズものでCDもついています。魔女が人間界の学校に転校してくるところから始まる、アドベンチャーものです。普段本は読まないけど、漫画なら読む子には敷居が低くなってお勧めです。レベル2~。

 

Foundations Reading Library

アメリカのティーンの悪だくみや日本にはない生活習慣なども一緒に学べるシリーズです。最初のページに基本単語がのっているので調べてから読んでもいいでしょう。シリーズ通して同じ登場人物なので、だんだんと愛着がわいてきます。アメリカの文化も学べます。レベル3~。

 

多読、ときどき多聴

自力で読むのにつかれたら、最新の技術を利用してAIに読んでもらいましょう!

下記は、レベル別に本がネットで読めるアメリカ発のアプリです。自力で読むこともできますし、音声があるもの(黄色い猫が現れるもの)は音声を読み上げてくれるサービスがついています。音声読み上げがないものでも、クリックすれば1単語ずつ読み方を教えてくれます。利用の仕方がわからない方はご連絡ください。

こちらで読んだものを記録に付けてもらっても構いません。本の番号はないので、「Rivet」とお書きください。

Rivet

https://rivet.area120.com/?utm_source=apppla&utm_medium=social

 

 

ちょうどブッククラブでいうレベル2くらいでしょうか、こんな本が読めます。

 

最上レベル(↓)が、ブッククラブでいうレベル5〜6でしょうか。

 

それでは、多読生活を親子でお楽しみください(^^♪