英語学習

【映画で英語】「チャーリーとチョコレート工場」の最初の3分で学べる英語

 

さあ、冬休みがやってきました。

今年はコロナで自粛モードですし、ゲームもみんな飽きたころでしょう。このまたとない機会に映画などへの見識を深めるというのはどうでしょう。受験生以外は。

とうことで、ちょっと恒例化してきた、長期休みの動画配信サービスのご紹介です。
(アフィリエイトではありません。念のため。)

ちなみに動画はスマホでは小さすぎですので、タブレットかPC、もしくはテレビの画面でどうぞ。

 

動画ストリーミングサービス3選

Amazonプライム

一番無難で安いのはAmazonのプライム会員になることです。特にアカウントをすでにお持ちなら、無料体験期間も動画見れますのでぜひ。無料体験後、解約手続きせず期間が過ぎると勝手に有料に切り替わりますのでお気をつけて。

唯一の難点は、英語字幕が見れないものや字幕が取れないものがあることですが、子どもが見るならそれも問題ないかなと思います。

Amazonプライム会員への登録はこちら

Netflix

なんと現在Netflixには現在無料体験期間がないようです(-_-;)。一か月で900円くらいだと思いますので、そんなに映画やドラマをみることのないご家庭なら、一か月契約して見まくってやめるっていう手もあります。

Netflixへ

おそらく英語学習には一番向いているのがこちらだと思います。Netflixをご契約済みの方はChromeの拡張機能、LLN(Language Learning with Netflix) を使ってかなり詳細まで英語の学習ができます(やる気さえあれば)。

真面目に勉強したい人は是非ご利用ください。知らない単語の上にカーソルをのせると意味がでてきたり、聞き取れなかった時にちょっと前に戻って聞き直すということが、簡単にできます。

NetflixをChromeの拡張機能を使って見る

Chrome拡張機能を使うと☝英語と日本語訳を同時表示できるので、逐次英語の意味を確認できます。
右横に前後の英語が確認できるので何度も見直すことができます。
スペースキーで簡単に一時停止、矢印キー(←)でちょっと前に戻って聞き取れなかったところを確認することができます。

Hulu

無料体験がないのはちょっと・・・と言う方は同じようなサービスのHuluの利用もいいかもしれませんね。こちらは2週間無料です。ちょうど冬休み中の視聴にピッタリ!

huluへ

チャーリーとチョコレート工場、最初の3分英語

わずか最初の3分(オープニングを除いて)でどのくらいの英語が勉強できるのか、試してみました。子供向けとは言え、映画の英語はそこそこ難しいので対象を中学生~高校生で学習できる内容にしています。小学生のうちは深堀せず、日本語字幕で見てたくさん英語聞くのに使ってもらえればいいと思います

上記はChromeの拡張機能を使っています。Netflixだけだと全画面で英語か日本語の字幕だけで見れます。

単語を学ぶ

最初の3分で中学生コースのみんなが馴染みがなさそうな英単語

1 ordinary 普通の
2 clever 賢い
3 well-connected 良いコネのある
4 barely ほとんど~ない
5 entire 全体の
6 yet まだ
7 almost ほとんど
8 suppose ~と考える
9 extra 余分な
10 local 地元の
11 toothpaste 練り歯磨き
12 pay 給料
13 occasionally 時々
14 unexpected 予期せぬ
15 single たった一つの
16 genius 天才
17 without ~なしで
18 freezer 冷凍庫
19 runny 鼻水が出る
20 impossible 不可能な

 

表現を学ぶ

最初の3分で中学コースのみんなが知らないけど使えそうな英語表現

① in fact (事実)
② enough to(~するのに十分な)

In fact, they barely had enough to eat.

③ go with(と合う)

Nothing goes better with cabbage than cabbage.

④ used to(昔~したものだった)
⑤ work for(~のために働く)

I used to work for him, you know.

⑥ in those days(当時は)

Of course, I was a much younger man in those days.

⑦ begin with(~で始める)

Willy Wonka began with a single store on Cherry Street.

⑧ the whole world(全世界)

But the whole world wanted his candy.

⑨ out of(~が不足して)

We need more Wonka bars and we’re out of chocolate birds.

⑩ leave A ~ing(~のままにしておく)

You can even leave it lying in the sun on a hot day.

 

文法を学ぶ

最初の3分で中学校で習う文法事項。中学で習う英文法が実際の場面でどんな風に使われているか確認してみましょう。

 

分詞(中3)

 

① This is a story of an ordinary little boy named Charlie Bucket.
これは、チャーリー・バケットと言う名前の(と呼ばれる)普通の小さな男のこの物語です。

過去分詞で名詞を後ろから修飾する用法です。
過去分詞は動詞変化表の3つ目の形です。(原形⇒過去形⇒過去分詞)

name ⇒ named ⇒ named

過去分詞形で修飾するときは受動の意味になります。

name(と呼ぶ)⇒ named(と呼ばれる)

 

比較級(中2)

 

② He was not faster or stronger or more clever than other children.
彼は他の子どもに比べて素早いわけでも、強いわけでも、賢いわけでもなかった。

③ Nothing goes better with cabbage than cabbage.
キャベツほどキャベツと合うものはない。

④ I was much younger man in those days.
あの頃は私もずっと若い男だった。

形容詞に-erをつけて

faster(より速い)
stronger(より強い)
younger(より若い)

2音節以上の形容詞にはmoreを前に付ける

more clever(より賢い)

その他形がすっかり変わってしまうものも

better(より良い)

などと形をかえて、2つのものを比較してthanの後より主語が「より○○」という意味になります。

二つのものの違いがかなりある場合、muchを前につけて「よりずっと若い」などと強調することができます。

 

最上級(中2)

 

⑤ Charlie Bucket was the luckiest boy in the entire world.
チャーリー・バケットは全世界で一番幸運な少年だった。

形容詞の前に the、形容詞に -est をつけて一番○○という意味になります。

 

関係代名詞(中3)

 

⑥ I found something I think you’ll like.
きみが気に入ると思うものを見つけたよ。

I thinkは挿入句と呼ばれ、文章に突如現れるので混乱しますが、文法的には無視して思っていることを言っているだけなんだなと思っておけばいいと思います。大切な部分は

something ☚ you’ll like
あなたが気に入るだろう☛ 何か

上記は関係代名詞that/whichの省略です。
something (that/which) you’ll like

⑦ It’s exactly what I need.
それはまさに私が必要なものだ。

学校で習う時は、whatは先行詞を含む関係代名詞と習うかと思います。先行詞がないのでそう呼ばれますが、

what I want
私が欲しい物

what I said
私が言った事

what I know
私が知っている事

など、物や事と訳されるもののことを指します。

 

ほんの3分でこんなにたくさんの事が学べるんです。映画、ドラマを学習に利用しない手はないですよね!ぜひこの冬お試しください。